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テレワークでものつくりはできるのか?
エンジニアのクライアントの挑戦

真韻株式会社 代表 亀山 文一郎 様

ご依頼業務:データ入力

<■出会いときっかけ 物事が始まるきっかけって直感ですよね!説明しにくいですよね。偶然立ち寄った道の駅で見た冊子を手にした時、あ〜、立科で素敵な取り組みをしているのを覗いてみよう、やってみようと思いました。 初めて知り合った立科町テレワークセンタのマネージャをやられている牧内さんとどうすれば私のやりたいというものを一緒に立科の方々と仲間として作り上げられるか、どの手立てを講じると私の本気度を理解しやすいのだとうかという点だけでリモート、直接お話をするなど3回やりました。 私たちの仕事はものつくりの会社ですので、立科の方達と仕事を良い形でキャッチボールでき、やっている内容、達成感、についてどの方法が良いかという点で思案をしました。 製品に使われている部品(現物)を送って写真を撮って部品表を作ることができるじゃないか!!図面が読めなくても、製品を持ってこなくても、工場がなくても、これならできる!ピンときた瞬間でした。 ――――――――――――――――――――――――――――――― ■リモートでものつくりに関われる 写真を撮って表にするというのは、単純作業に見えますが実は、依頼と納品のキャッチボールをするうちにどんどん機械の中身、構造がわかってくる面白さを感じてもらえる仕組みになっています。 どういうことかというと、部品表ができた次の段階では、部品同士をつなげその組み立つ工程をへてできる製品、出荷までの写真を見える化し部品表、作業指示書、在庫管理などのプロセスごとの帳票になります。この流れに基づいて、工程ごとに“ヒト、モノ、お金、情報”のバトンが渡されるのがものつくりの仕組みです。 少し難しい言葉になりますが、これを在庫基準の受発注システムを構築するなどのプロセスと融合するとデジタルトランスフォーメーション(DX)になります。弊社は東京都中小企業振興公社とともにこの取り組みをまさに進めています。 テレワークで、ものつくりに参画する。みなさん想像できますか? こうしたモデルを立科町テレワークセンターでできないだろうかと考え説明会を開くと、10数名の住民ワーカーが集まり様々な反応がありました。控えめに言って感動でした。前職はメーカーにいた人や、ものづくりに関しては未経験の子育て世代の方など多様なバックグラウンドを持つ方々です。立科町テレワークセンターは今流行りの言葉で言う多様化で一杯です。初めての人とたくさん知り合い、そこからまた新しい出会いが始まる。最初はばらばらであっても、共通する考えをそれぞれが持つことで自然と目線があってくる。素敵ですよね。 ――――――――――――――――――――――――――――――― ■共に考え共にあゆむ これは自然界の「エコシステム」に共通する考え方で、異なる構成要素によって良好な環境を維持させているように、個々の経験に関わらずこの業務を通じて互いの協力関係を築き、輪が広がる。立科町テレワークセンターが世の中に対して信頼を手にすることができるのではないかと考えています。 一緒に歩む、一緒に語らう。一緒に悩む。そんな何気ないやり取りを進めながらもしっかりとしたやりとりができる素地が作れる。是非ご興味のある皆様もご一緒に。 ―――――――――――――――――――――――――――――――

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